《子宮腺筋症》について

こんにちは。
徳島 レディース鍼灸サロンちょ
鍼灸師&柔道整復師の矢田です。

連休明けで疲れてる方もいらっしゃいますね。
そういった方はお風呂にゆっくり浸かって
リラックスしてみてくださいね

今日は【子宮腺筋症】についてお話しします。

子宮腺筋症とは女性ホルモンの影響を受け
子宮筋層内で増殖と剥離を繰り返すため、
病気が進行すると子宮筋層が厚くなり、
子宮が大きくなります。

子宮腺筋症は30代後半から
40代以降の出産経験のある人に多くみられ、
20代や妊娠経験のない人にもみられます。

子宮腺筋症の症状として
月経痛、過多月経や過多月経による貧血、
骨盤痛などがみられます。

□激しい月経痛
痛みのもととなるプロスタグランジンという
ホルモンが影響します。
女性は排卵が起こり、
体が受精の準備を始めると、
子宮の内膜からプロスタグランジンが作られます。
プロスタグランジンは、
子宮の内膜がはがれ落ちるときに増加し、
子宮を収縮させて、
血液を押し出す働きがあります。

プロスタグランジンが多く作られると、
子宮が部分的に激しく縮まるので
月経痛がひどくなります。

□過多月経
子宮腺筋症では、
月経時にはがれ落ちる子宮内膜が
通常より増えます。
また、子宮筋から出血が起こります。
この出血が繰り返され、
やがて子宮筋が硬く厚く大きくなると
子宮全体が十分に収縮されなくなります。
子宮の収縮は出血を止めるの効果もあるため、
子宮腺筋症では月経量が多くなります。

この他にも色んな症状があります。

子宮腺筋症の方は
食物繊維、
青魚や色の濃い野菜などしっかり摂り、
油っぽい食事やコーヒーなどは少し
控えてみてくださいね。

もし、このような症状でお悩みの方は
一度医療機関を受診してみてくださいね。