東洋医学でみる【むくみ】

こんにちは。
徳島 レディース鍼灸サロンちょ
鍼灸師&柔道整復師の矢田です。

前回に引き続き今回は
東洋医学でみたむくみの原因をお伝えします。

むくみは、
体内に過剰な水分が溜まる事により発生します。
特に梅雨時期に見られるむくみは
東洋医学の五臓(肺、脾、腎)と三焦が
関係していると考えられます。

◎肺、脾、腎、三焦の役割

①脾
消化の吸収をし、体内の水を運ぶ調節をします。
脾の機能が低下すると、水分の代謝が
上手くできなくなります。
②肺
水分の代謝と全身への分配を担います。
肺の気が弱くなると、
身体の表面の水分代謝がうまく行われず
肺の気が弱くなりむくみが悪化します。
③腎
体内の水分のバランスを調整し、
余分な水分を尿として出します。
腎の気が少なくなると余分な排出が滞り、
むくみが生じます。
④三焦
三焦の働きがスムーズに行われない場合、
体内の津液の流れが滞り、
身体の水が蓄積し、むくみが発生します。

梅雨時期に見られる多くのむくみは
東洋医学では身体は湿の滞りと、
五臓の機能不全によると考えられます。
日々の生活習慣などをを気をつけて
体内の水分のバランスを整え、
健康を維持するように
心がけてみてくださいね♩