更年期のゆらぎを整える養生

更年期の不調は【腎】のエネルギー低下から。

東洋医学では、更年期のトラブルは、

【腎】の力がだんだん弱くなることで起こると考えます。

腎は、

◎ホルモンバランス

◎生命力の源

◎自律神経

◎体の水分代謝

をつかさどる重要な臓です。

更年期に多い、

・のぼせ

・ほてり

・汗が止まらない

・不安感

・耳鳴り

・冷えとのぼせが同時にある

などは、腎のエネルギー不足で

「陰陽のバランス」が乱れることで起きると考えます。

〈更年期におすすめのツボ〉

● 三陰交(さんいんこう)

更年期の定番。ホルモンバランス、自律神経に働く。

足の内側、くるぶしの指4本上。

● 太渓(たいけい)

腎のツボ。のぼせ・ほてり・冷えに。

内くるぶしとアキレス腱の間。

● 気海(きかい)

気を補うツボ。疲れやすい人に。

おへそから指2本下。

→ 温めるか、軽く押すだけでOK

〈毎日の習慣でできる“ゆらぎケア”〉

・夜11時~1時は腎のゴールデンタイム

→ できるだけ寝る

・カフェインの摂りすぎに注意

・湯船に10分

・呼吸を深く(浅い呼吸は自律神経を乱す)

・スマホを寝る前1時間控える

・体を締めつけない服を選ぶ

・無理しない、予定を詰めすぎない

少しずつでも始めることができる養生で、

更年期のゆらぎケアをしてみましょう♪