生理周期で変わる気血の流れと過ごし方

東洋医学では、生理は「血(けつ)」だけでなく、

「気(き)」の流れとも深く関わっていると考えます。

周期によって気血の働きが変わるため、

時期に合わせたセルフケアをすると、

PMS・生理痛・メンタルの揺れを

やわらげやすくなるのが特徴です。

ここでは、

①生理前 → ②生理中 → ③生理後 → ④排卵期

の順に、

気血の状態とおすすめの過ごし方をまとめます。

まずは、生理前からご紹介します!

① 生理前:気が滞りやすくイライラの時期

● 東洋医学での状態

生理前は「気」が詰まりやすく、

これを 気滞(きたい) といいます。

・イライラ

・胸の張り

・ため息が増える

・肌荒れ

・便秘

などは、この気滞が関係。

● 過ごし方

・深い呼吸、ストレッチ(とくに脇〜肋骨まわり)

・柑橘類、ミント、ジャスミン茶など“香り”で気を流す

・ツボ:太衝(たいしょう)・合谷(ごうこく)

気の流れを助け、

情緒の揺れを穏やかにしてくれるポイントです。

次回は、生理中の過ごし方をご紹介します!