東洋医学では、私たちの心と身体は
「陰」と「陽」のバランスで成り立っていると考えます。
昼間は“陽”が優位、
夜は“陰”が優位になるのが自然なリズム。
でもストレスやスマホ刺激、
考え事が多い日が続くと、
夜なのに“陽”が高ぶったままになり、
睡眠の質が低下したり、疲れが取れにくくなります。
そこで今日から取り入れられるのが、
寝る前3分の陰陽バランス調整ルーティン。
深い眠りと翌朝のスッキリ感に直結します。
①【30秒】呼吸で「陰」を満たす
ゆっくり息を吐くことがポイント。
◎4秒吸う
◎8秒かけて吐く
◎これを5回
副交感神経が優位になり、
“陰”の状態へ切り替わります。
胸や腹の緊張がふっと抜けていくのを感じるはず。
②【1分】みぞおちをゆるめて陽の高ぶりを落とす
ストレスで張りやすい場所が“みぞおち”。
ここが固いと「陽が上にあがる」状態になり、
頭が冴えて寝つきにくくなります。
◎みぞおちに手を当てて、
息を吐きながらゆっくり円を描く
◎痛気持ちいいくらいの弱い圧でOK
“陽”がスーッと降りていくイメージで。
③【1分半】ツボ刺激で陰陽のスイッチを整える
特に夜に整えたいツボはこの2つ。
●太衝(たいしょう)
足の甲、親指と人差し指の骨の間のくぼみ。
肝の気を整え、
イライラや考えすぎで高ぶった“陽”を落ち着ける。
●三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの上、指4本分の位置。
陰を補い、血流を促して体を内側から温める。
両方を10〜15秒ずつ、
ゆっくり押して離すのを数回繰り返すだけでOK。
たった3分でも、
陰陽のスイッチが整うと眠りの深さが変わります。
「寝つけない日が続いている」
「夜に頭が冴えてしまう」
という人ほど効果を感じやすいルーティンです^^
是非試してみてください♪