副作用はありますか

薬のような副作用はありません。ただし、内出血(皮下出血)や響き(得気)、好転反応(瞑眩反応)が起こることはあります。

■内出血(皮下出血)
鍼を刺したり抜いたりする際に、細い静脈の毛細血管に触れてしまった場合に起こるもので、通常は1-2週間で青あざも消えます。

■響き(得気)
鍼を刺した時に現れる、ズーンという鈍い感覚や重だるい感覚、電気が走るようなシビレる感覚です。東洋医学では、この響きによって「気」を得て、効果が現れやすくなるといわれていますが、苦手な方は刺激を軽めに出来るのでお気軽にお伝えください。

■好転反応(瞑眩反応)
鍼治療によって新陳代謝が盛んになった為に、運動や入浴後のような疲れやだるさ、眠さを感じたり、麻痺していた感覚が蘇った為に痛みが再発したり、といった反応が起こる場合があります。これは自然治癒する間に起こる正常な過程で、通常は当日から2日以内にこうした症状も消えますのでその間はなるべく安静にお過ごしください。