妊娠しやすい身体を作る薬膳と栄養


こんにちは
レディース鍼灸サロンちょ
鍼灸師&栄養士 宮本です

今日は前回に引き続き

◎月経期の食養生について

多くの血液を排出するため
体力が低下しやすい時期になります。
お腹周りや足の冷えには気をつけましょう。
特にふくらはぎや足首は
温かくしておくと
血液を運ぶ筋肉のポンプがよく働き
むくみ対策にもなります。

冷たい飲み物や食べ物は血流を滞らせ
やがて子宮を冷やすことに
つながりますでの気をつけてください。

薬膳では
【行気活血】
気の流れと血の流れを良くする
経血をスムーズに排出するために
身体を温めることが大切です。

月経期にオススメメニュー

《生姜入りおぜんざい》

2人分

●ゆで小豆 200g
●水 150cc
●塩 少々
●生姜 小さじ1

1. ●をすべてお鍋に入れて煮込むだけ

2. お好みで白玉やお餅を入れてもOK

※生姜はお好みで足してください

薬膳で
【小豆】は血の巡りを良くし
古い血を取り除く働きがあります。

【生姜】は新陳代謝を高め身体を温める
効果があるのでお腹も温めてくれます。

その他、月経期は
鉄分やマグネシウムを摂るようにしましょう。
鉄分は貧血予防
マグネシウムは子宮の収縮を抑えてくれるので
月経痛が強い方はオススメです。

*月経期のオススメ食材
人参、小松菜、さつま芋、牡蠣、いか、海老、カツオ、ナッツ類、ドライフルーツなど

おやつにふかし芋や干し芋は
手軽でオススメです☆

大事なのは無理をしないこと。
楽しみながら【ちょ】っと取り入れてみてくださいね。

次回は卵胞期にオススメのメニューをご紹介します。

妊娠しやすい身体を作る食事

こんにちは♪
本日は鍼灸師&栄養士の宮本が担当します。

今日は妊活においての
食養生についてお話します!

妊活はで大事なのは、
西洋医学で現状理解と正しく行い
自分に合わせた選択や治療をすること。
その上で、長期に渡る妊活でのストレスや
仕事との両立による疲れを
東洋医学的アプローチで
身体全体を整えることが肝です。
いくら良い治療を行なっても、
家で夜ふかしや食べ物が偏ったままだともったいないですよね。

東洋医学といっても
漢方薬や鍼やお灸に加え
毎日食べる食事が大切。

実は月経周期に合わせた薬膳があるので
このシリーズで順番にご紹介していきますね。

まず、月経周期は
月経期、低温期、排卵期、高温期
4つに分けられます。

◎今回は全周期の食養生について

女性は先程お話しした4つの期があります。
ただ4つの期に共通して
行って頂きたいのが
血を補い、腎を補うということです。

東洋医学でいう【腎】は
生殖器やホルモンバランスに
関係が深い五臓です。
妊娠するためにはしっかり補う必要があります。

また妊活において
まずは身体を冷やさないこと
冷えを改善することが大切になります。

そんな全周期にオススメのメニュー

《なつめのポトフ》

約4人分

キャベツ 3~4枚
人参 1本
玉ねぎ 1個
さつまいも 1本
ブロックベーコン 約50g
オリーブオイル 大さじ2
にんにく 1片
●ローリエ 1枚
●なつめの実 4個
●水 800cc
●コンソメ 2個

1. 野菜とベーコンをそれぞれ大きめにカットする
人参はやや小さくてもOK
さつまいもは10分ほど水に浸して
アク抜きをしておきましょう

2.鍋にオリーブオイルを回し
ニンニクと炒め
ベーコンを入れて軽く炒めてから
野菜を入れて炒めます

3.ある程度炒めたら●を全て加え
沸騰したら蓋をして
野菜が柔らかくなるまで
10から15分程弱火で煮込ます

4. 塩・コショウで味を調えたらできあがり♪

スープにすることで
身体の冷えを改善
しっかり血や腎を
野菜で摂取し補うことができます。

なつめは血を補い
中国では「女性の宝」と呼ばれています。

その他、妊活に必須な栄養素として
鉄分や葉酸を摂るのがオススメです。

黒ごま、くるみ、アボカド、枝豆、黒豆
ひじき、まぐろ、かつおなどに含まれています。

おやつに、黒胡ごまのプリンやくるみなどを取り入れるのもいいですね。

大事なのは無理をしないこと。
楽しみながら【ちょ】っと取り入れてみてくださいね。

次回は月経期にオススメのメニューを
ご紹介します。

#妊活 #栄養 #鍼灸師 #養生 #東洋医学 #鍼灸師栄養士 #栄養士

東洋医学でみる【むくみ】

こんにちは。
徳島 レディース鍼灸サロンちょ
鍼灸師&柔道整復師の矢田です。

前回に引き続き今回は
東洋医学でみたむくみの原因をお伝えします。

むくみは、
体内に過剰な水分が溜まる事により発生します。
特に梅雨時期に見られるむくみは
東洋医学の五臓(肺、脾、腎)と三焦が
関係していると考えられます。

◎肺、脾、腎、三焦の役割

①脾
消化の吸収をし、体内の水を運ぶ調節をします。
脾の機能が低下すると、水分の代謝が
上手くできなくなります。
②肺
水分の代謝と全身への分配を担います。
肺の気が弱くなると、
身体の表面の水分代謝がうまく行われず
肺の気が弱くなりむくみが悪化します。
③腎
体内の水分のバランスを調整し、
余分な水分を尿として出します。
腎の気が少なくなると余分な排出が滞り、
むくみが生じます。
④三焦
三焦の働きがスムーズに行われない場合、
体内の津液の流れが滞り、
身体の水が蓄積し、むくみが発生します。

梅雨時期に見られる多くのむくみは
東洋医学では身体は湿の滞りと、
五臓の機能不全によると考えられます。
日々の生活習慣などをを気をつけて
体内の水分のバランスを整え、
健康を維持するように
心がけてみてくださいね♩

 

夏バテ予防の食養生

こんにちは
レディース鍼灸サロンちょ
鍼灸師&栄養士 宮本です

梅雨明け前とはいえ
暑い日が続いたり
湿度の高さで体力が消耗されたり
寝苦しさからの睡眠不足
冷房による冷えなどで
自律神経が乱れ
夏バテしてませんか?

まず夏バテ予防として
しっかり食べることが大切です。

しかしこの暑さや湿度などで
食欲も低下していませんか?

そんな時は汁気の多いメニューが
食べやすく
大葉などの薬味や酸味、香辛料などを
使用すると食欲増進効果があります!

例えば
素麺やうどんなどに
トマトやツナ缶、レモン汁を加えるだけで
酸味がプラスされさっぱりと食べれます。
また具たくさんになるので
ビタミン類もしっかりとれて
疲労回復効果もあります。

あとは主食の白ご飯も
食欲がない時には
酢飯にするとさっぱりと食べれます!
簡単に作るのであれば
ちりめんとゴマとかを混ぜると
カルシウムやDHAなどが
含まれており
お酢との組み合わせで
カルシウムの吸収もよくなります!

あと夏バテ予防として
豚肉、うなぎ、レバー、梅干し
夏野菜などは
ビタミンB₁やたんぱく質、クエン酸、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているので
この時期しっかり摂るようにしましょう☆

今年も猛暑になりそうなので
この時期から
食べ方を工夫して夏バテ予防を
してみてくださいね♪

日々の生活を
“‘ちょ”っとでも健やかに過ごせるお手伝いを

皆様にとって日々の生活が豊かになりますように

糖質疲労?!

糖質疲労とは

こんにちは。
徳島 レディース鍼灸サロンちょ
鍼灸師&柔道整復師の矢田です。

みなさん、「糖質疲労」という言葉を
聞いたことはありますか?

今日は糖質疲労のお話しをします。

「糖質疲労」とは
◎食後に眠い、だるい、食べた量の割にはすぐに小腹が減る、集中力がもたない、イライラしていると自覚する状態
◎上の状態を周りから指摘される状態
◎食後血糖値が140mg/㎗以上
の状態の事をいいます。

食後高血糖と血糖値スパイクという言葉があり、
この2つの影響で糖質疲労は起きます。

ではなぜ日本人で糖質疲労が
増えているのかご説明します!

日本人は多くの人が多忙で
時間的にゆとりがなくなっています。
その結果、朝食を抜き早食いの方が増えています。
このような食生活は、朝食でのタンパク質や
脂質摂取による血糖値が上がるブレーキを
無くしているため昼食後の食後高血糖を
起こしやすくなっています。

また、女性によく見られるパターンとして
ダイエットを目的に通常の食事を軽くし、
かえって間食が多くなり、間食により
糖質を摂りすぎる方が多いみたいです。

間食として手軽に食べられる食品は
多くが糖質中心の食品です。
タンパク質や脂質の多い食品は冷蔵庫でないと
保存しにくい食品が多く、
糖質中心の食品は常温で保存しやすいのが多いのが特徴でもあります。

◎理想の食事方法
「ロカボ」という食べ方です。
ロカボとは低糖質を意味する
ローカーボハイドレートという言葉から作られています。
緩やかな糖質制限のみを目指し、
ゼロを目指すような極端な糖質制限ではありません。

《ロカボの7つのルール》
①1日にとる糖質の量は70〜130g以内
②お腹いっぱいになるまで食べる
③カロリーは一切気にしない
④タンパク質、脂質、食物繊維をしっかり摂る
⑤糖質のタンパク質、脂質のバランスも気にしない
⑥糖質抜きを目指してストイックになるのはNG
⑦早食いをせず「カーボラスト」でとる

ご自身が糖質疲労かな?と思われた方は
少し意識してみてください♩

では、あと少しで梅雨の時期終わるので
梅雨時期を乗り越えましょう^^

気を整える

こんにちは
レディース鍼灸サロンちょ
鍼灸師&栄養士 宮本です

梅雨明けが待ち遠しい
湿度の高い日が続いていますね

皆様、湿度で気が滞っていませんか?

では気の巡りが悪いと
わたしたちのからだの中では
どのようなことが起こるのでしょうか?

全身にはりめぐらされた
「気を運ぶ道」である「経絡(けいらく)」と
ひじやひざといった「関節」との関係を
含めて説明していきます。

たとえば、「気」を車
「気」の通り道である「経絡」を道路と
考えてみましょう。
車が順調に道路を走っていれば
問題ありませんが
渋滞が起こると
からだの中でさまざまな不調が
発生しやすいのです。

五臓につながる「関節」は
からだの中の交差点のようなものです。
交差点は車が集まりやすく
渋滞が起きやすい場所なので
不調が発生しやすいのです。

なんとなく想像できましたか?

この「気」は、目に見えません。
そのため、どこか概念的に用いられていて、
実際に、みなさんも
「気とはどんなものだろう」と
あらためて考えたとき
明快で具体的な答えが出ない
という人も多いのではないでしょうか。

東洋医学の観点から
「気」は、確実に存在しています。
目には見えないけれど
客観的に存在する物質として
とらえられているのです。

花や食べ物の香りを見たことがありますか?
見たことはなくても
存在しないとは考えないですよね!
確実に、そこにあるものだからです。
「気」も、それとまったく同じです。

気が滞ってしまうと

・寝つきが悪くなる
・ガスが多い
・怒りっぽい(イライラ)
・情緒が不安定(涙が・・・)
・生理前に胸が張ることもある
・頭の重だるさ
・のどが詰まった感じがする
・お腹がはる

などの症状がでてきます。

日常生活での改善方法

・不規則な生活、特に夜更かしはやめましょう。
・ストレスを解消できずためてしまうこと
・タバコは止めましょう
・甘いものは取り過ぎないように

日々の生活を
“‘ちょ”っとでも健やかに過ごせるお手伝いを

皆様にとって日々の生活が豊かになりますように

デトックスとは?

こんにちは。
徳島 レディース鍼灸サロンちょ
鍼灸師&柔道整復師の矢田です。

みなさん、デトックスってよく耳にしますよね。
今日はそのデトックスについてお話しします。

一般的に、体内にたまった老廃物や毒素を
排出させることをデトックスと呼びます。

元々、身体には体内に入ってきたり
溜まったりした有毒物質を無毒化し、
体外に出す働きがあります。

この解毒をするのさ主に肝臓や腎臓です。

お酒などのアルコールや、
防腐剤などの食品添加物は身体にとって
有毒物質とも言われてます。

◯肝臓のはたらき
・代謝
・エネルギーの貯蔵
・胆汁の生成
・解毒

肝臓は体内に入った水に溶けない毒物を
解毒・無毒化し別のものに変えて、
身体の外に出し、体内で発生する毒物も
解毒してくれます。
例えば、消化・吸収される時に発生する
アンモニアという毒物は肝臓で尿素という
無害なものに交換されます。

◯腎臓のはたらき
水に溶ける毒物を処理するのは腎臓です。
血液が腎臓に入ると、そこで濾過され、
濾過された毒物は尿として体外へ出されます。
余分な水分を排出するのも腎臓の役割です。
水分が体内に溜まりすぎると、
心臓に大きな負担がかかります。
身体の水分量を一定に保つために
多すぎる水分を血液から濾し取り体外に出します。

◯デトックス法
腎臓の肝臓が健康であると
必要以上にデトックスをしなくても大丈夫です。
肝臓や腎臓、腸によい規則正しい生活を
送ることで最良のデトックスといえます。

◯汗をかいてデトックス?
汗をかくことでデトックスに
繋がるというお話しがありますが、
2ℓの汗をかいてもそこに含まれる毒物は
0.1ng以下といわれてます。

そもそも、人間が汗をかくのは
体温を下げるためで老廃物や有毒物質を
排出するためではないみたいですね!

水分を摂りすぎると
腎臓に負担がかかるので摂りすぎにも
ご注意くださいね♩

夏本番が目の前にやってきてます ☀︎

熱中症対策してお過ごしください^^