こんにちは
レディース鍼灸サロンちょ
鍼灸師&栄養士 宮本です
やっと梅雨らしい
季節になりましたね。
ただ梅雨は湿度が高くなり
お身体の不調を訴える方が増えます。
今日は湿邪と梅雨についてと
対策法をお話します!
梅雨時期の雨は
植物の成長に欠かせないものですが
高い湿度は、私たちの体調にも大きく影響します。
これを東洋医学では
「湿邪-しつじゃ-」といいます。
重くて粘々した性質があるため
頭や手足が重い・だるいという症状や
関節痛・膀胱炎の原因に
なりやすいとされています。
また、食欲がなくなったり
下痢をしたりするのは
東洋医学では、「脾」と呼ばれる胃などの
消化器が、最も「湿邪」に侵されやすいからです。
食べ物を消化して、
栄養を巡らせるはたらきの器官が弱ることで
疲労倦怠感などの全身症状がでます。
ですから、もともと胃の弱い方は
早々に「夏バテ」になり体調をくずしがちです。
この時期を乗り切るオススメの対策法!
水分代謝を良くし食べ過ぎを避けて
胃の機能を保つことが大切です。
食材は大きく五味(香辛料の辛味、塩辛味、酸味、苦味、甘味)に大別され
それぞれ異なる働きがあり
おもに「甘味」が胃を守ります。
この甘味は、食材そのものの味のことをさします。
多くの果物やニンジン・ジャガイモ
サツマイモ・山芋・カボチャ・豆類(豆腐も含む)
などが「甘味」に分類されますが
これもたくさん食べるとからだに熱がこもり
水分がたまりがちになります。
●余分な水分を排出する食材には
スイカ・ゴーヤ・トウガン
小豆・ハトムギなどがありますので
うまく組み合わせてみてください☆
●食事以外の湿邪対策として
お風呂はぬるめのお湯(38度くらい)に
みぞおち辺りまでゆっくりつかりましょう。
また、普段から、早く歩く習慣をつけることで水分代謝の改善が期待できます。
●湿邪を取り除く有効なツボ
豊隆(ほうりゅう)
脛(すね)の少し外側で
膝と足首のちょうど中間あたりの
高さに位置します。
ゆっくり呼吸をしながら
心地いい強さで押してみてください♪
日々の生活を
“ちょ”っとでも健やかに過ごせる
お手伝いを
皆様にとって日々の生活が豊かに
なりますように